ハナチョウジ(ルッセリア・エクイセティフォルミスRusselia equisetiformis)が咲き続けています。ゴマノハグサ科でメキシコ原産、1mほどのトクサのような茎を伸ばし、分枝して垂れ下がり、先に花をつけます。花は濃紅色で小さいのですが目立ち、桃色や白色もあります。ハーディネスゾーンは10a(年平均最低気温1.7~―1.1℃)ですから、冬には花は咲けず、枝先が霜で枯れ込む場合もあるようです。乾燥に耐えるようですので北風を避ける南面の急斜面のウィーピングラブグラスに変わるカバ-プランツに利用できたらどうかと思います。
クマツヅラ科、ランタナ(Lantana)属は熱帯・亜熱帯アメリカに150種以上あるといわれています。ハーディネスゾーンは9b(年平均最低気温―1.1~―3.9℃)で、冬には落葉し、花は期待できません。シチヘンゲ(七変化、ランタナ・カマラL. camara)は樹高2~3mの立性、花は頭状にかたまって付き中心の若い花は黄色か橙色、外側の古い花は赤色か緋赤色に変わるのでこの和名があります。長い間栽培されて雑種になったり、園芸品種が多くあり、花色はそのほか桃色、白色など、樹形もブッシュタイプやグランドカバータイプなど様々です。花博の会期中には花色の異なる数品種を高接ぎした株が数多く展示されました。原種に近い株にはよく結実して小鳥の餌となるようで、近在の明るい場所や木の下に糞とともに種子より生えて半野生化してきました。この枝には鋭くはありませんが刺があり、今後問題にならなければと思います。コバノランタナ(ランタナ・モンテヴィデンシスL. montevidensis)はブラジル、ウルグァイ原産で、葉や花が他種と比べて小さく、茎は細長い蔓状になり分枝して這います。花は淡紫紅色で白色もあります。園内ではハナチョウジの今後の利用同様の石垣の上部に植えて枝を垂らしている植栽例があります。
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