2009年7月16日木曜日

見頃の花木 ~ アメリカフヨウ




ムクゲと同(ヒビスクス)属のアメリカフヨウとハマボウが咲き始めました。

 アメリカフヨウは北米原産で、宿根草ですが改良された品種は播種して一年で咲くので一年草でもあります。品種‘サウザンベル’は日本で改良されました。草丈は1mほどで、花色は濃紅、紫紅、桃、白に底紅などがあります。1日花ですが、特に花径25から30cmと超巨大輪で人気があります。園内にも植栽されており、もちろん宿根草となって毎年咲いています。ジャパンフラワーセレクション(J.F.S.)の花壇では㈱赤塚植物園の‘タイタン’シリーズの4品種がエントリーされています。良い成績になるよう期待します。


ハマボウは園内でも最も外側の浜名湖岸寄りの道路脇に植栽されています。樹高3mほどになる落葉樹で、三浦半島から沖縄北部の西南暖地に分布します。果実は長さ約3cmの卵形の蒴果で褐色の毛が密生しており、川の水や海水に浮いて移動して種子を頒布するのでしょうか、海岸付近に生えています。近在では馬込川の河口や、太田川の河口(合併して磐田市となりました旧福田町の町花と聞いています)に自生が見られます。樹皮が強くよく剥け、昔は結束用に重宝されました。近縁のオオハマボウは沖縄より南に分布し、同様に海岸付近に生えて地元の人は樹皮を結束用に利用しています

花木園にアフリカジンチョウゲ(Dais cotinifolia、ダイス・コティニフォリア)が1本植栽されており、開花し始めました。南アフリカ原産で、ジンチョウゲ科に分類される樹高5mほどの常緑樹です。枝先に桃色の花を密生、径4cmほどの頭状の花序になります。香りはジンチョウゲのように強くはありません。図鑑によると耐寒性で当地では戸外か施設での栽培か迷うところ、植え痛みがひどいようでしたが、峠を越したようです。近在での植栽はまだ珍しいので、今後順調に生育するよう期待します。

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