

アジサイ(ヒドランゲア)属で、この辺で最も遅く咲くのがノリウツギでしょう。園内にも多く植栽されており、開花が目立つようになりました。不完全花からなるアジサイ型の品種はミナズキと称されます。詳しくはわかりませんが、花が大型と小型の品種が植えられているようです。
タイの庭園にあるフトモモ科のユーカリが満開です。緋赤色あるいは橙赤色の花が樹冠いっぱいに咲き誇り、きれいで見事です。これはオーストラリア西南部原産のアカバナユーカリ(Red-flowering Gum ユーカリプタス・フィシフォーリア)でしょう。この辺で栽培を普及するためには、原産地より雨が多くて台風など強風で荒れるなどの気象状況に合う剪定や栽培方法を確立したいものです。
インドネシアの庭園に九州南部以南の東アジア原産のゲットウが、その周辺にキフゲットウが咲きました。共にショウガ科ハナミョウガ(アルピニア)属の多年生大型草本です。ハーディネス・ゾーンでは10a(平均年最低気温1.7~-1.1℃)に分類されており、これらが施設なしの露地の庭園で越冬して成長し毎年開花している状況を考えると、ガーデンパークは浜名湖に突き出ている庄内半島の先端の位置にあるので浜松市内よりかなり暖かいのでしょう。または温暖化の結果でしょうか?もっと熱帯、亜熱帯のいろいろな植物が庭で育つかどうか、試みたいものです。

スモモとリンゴが熟し始めたようです。スモモは品種‘サンタローザ’でしょう、赤く色づきました。リンゴはこの辺では8月に収穫されますので‘つがる’でしょうか、ヒヨドリがついばんでおり、手を打って追い払っても逃げませんでした。そのほか、ヒメリンゴとカラムナータイプのリンゴが展示されています。新聞紙上の地元欄ではハウス栽培のナシ‘幸水’を収穫、出荷する記事が見られました。品種改良や栽培技術の進歩があり、30年ほど前にはこの時期にリンゴやナシを食べるなどとは考えられなかったことです。