2009年4月22日水曜日

コガネノウゼン(キバナイペ)



ノウゼンカズラ科タベブイア属は中南米に約100種あり、種によって自生地で日本のサクラのように国花にしている国もあります。その一種であるコガネノウゼン(キバナイペ)が満開です。ブラジル名 イペ・アマレーロ
(ブラジル~コロンビア原産、イペとはブラジル・インディオの言葉で「樹皮の厚い」というような意味だそうです)

熱帯植物ですから、苗や5年以内の幼樹は数年に一度の-3~-4℃の寒さにあうと花芽が傷んで花が咲かない、小枝から太枝が枯れる、幹まで枯れ翌春に根本より萌芽する、全体が枯れるなどが見られ、個体にる耐寒性の差があります。浜名湖岸に近くより暖かい当園では概ね良好、今後も日伯友好の花木として育ってくれることを願います。

また当園内百華園の一部には熱帯植物を露地展示したおもしろいゾーンがありますので、ハードネスゾーンの数値と植栽地の気候にも触れながらを今後も当地で育つ熱帯植物を紹介していきたいと思います。園内設置のハードネスゾーン解説によると、当地は10a(平均年間最低気温 -1.1~1.7℃)ゾーンにあてはまります。

最後に市内でのおもしろい熱帯植物の事例を紹介します。
写真はビカクシダ。インドネシア、ニューギニア、オーストラリアなどの熱帯に育つシダです。これを直径約30センチのイヌマキに着生させた浜松市内での事例です。ただし極力寒風は避け、降雪からは防護しなければなりません。